こんにちはー


ワキタです(。-∀-。)


新年会・開催場所変更の件、参加予定の皆さまご確認はお済みでしょーか?


まさかの予約前日に閉店するという事実(。-∀-。)


再度こちら変更後のお店です↓


https://r.gnavi.co.jp/k682872/


スタッフ含め、35名程の大宴会。


ご無沙汰です。


毎度です。


初めてですか?


と様々ありで、楽しみです。


当日は皆さまヨロシクお願い致します🤲


そして


皆さん覚えてますでしょーか?

バッテリーのお話。


書き出した以上は、お話の顛末をそれなりに着陸させて終わらしたいと思い書き続けておりますが、


「並河の旅サラダ・沖縄編」


のロングラン掲載により、和やかな空気感が醸成された本ブログ。


良い感じです😄


という訳でボクの書き残しは、ボク自身がそろそろどーでも良くなっておりますwww


まだやんの?


な心持ちですが


一応やり切ります(ω)


引き続きですね


興味の無い方はスルーして下さい。


また長いんでね。


時間勿体ないですよ。


たいへんご迷惑をおかけしますが、バッテリーに関する続編でございます。


こちら前編↓


バッテリー深掘り。 : YSP寝屋川オフィシャルブログ


バッテリーは、バイク乗る以上ランニングコストとして、全てのライダーさんの後を追っかけて来ますので、ちょっと気になる方はお付き合い下さい。


前回は鉛バッテリーを掘り下げましたが、今回は近年需要が増えつつあるリチウムイオンバッテリーのお話しです。


結果から言いますと、条件の合う方はリチウム最高です。


本日もお得意さまのR1Uさんご来店。


なんとリチウム使用期間8年。


もちろん再びリチウムご注文となりました(--)


このようなユーザーさんは、一生リチウムですね。


数年前に突如市販化され、保証期間も担保され現れたリチウムイオンバッテリー。


価格は鉛より高価なはずなのですが、鉛バッテリーの価格増により、お互い価格的にほぼ同じテーブル上です。


まず、なぜリチウムが注目されるのか?


昨年ノーベル化学賞を旭化成名誉フェロー・吉野彰氏が受賞されたのも記憶に新しいですね。


そのリチウムです。


バイク・バッテリーの商品化はかなり後発。


一気に量産化されたリチウムイオンの市場は圧倒的にスマホやノートPCへの小型化、軽量化への貢献、ハイブリッドカーへの採用が主です。


吉野先生スゴいすね。


めちゃめちゃカッコええす。


僕達も日々スマホを主に、何かしらのガジェットに触れている訳ですから、鉛よりもリチウムの方が圧倒的に身近にあります。


最近のスマホは充電長持ちしますよね。


それもリチウム。


そして、使用続ければ続ける程、何回充電したんやろ?


的な圧倒的な回数の充放電を繰り返すことが出来る長寿命。


そんなリチウム


IMG_0308



こちらはAZバッテリー↓


http://az-battery.com/products/





FullSizeRender


そしてSHORAIバッテリー↓


https://www.shoraipower.jp/



スマホで採用される訳ですから


大きい利点は、まず


軽い。


バッテリーに置き換えると、大型バイクの場合、鉛からリチウムに替えるだけで約2キロ程軽くなります。

あくまでも一例ですが、とんでもない軽量化です。


T-MAXの直近モデルなどは、バッテリー搭載位置がフロントになっておりますので、2キロ減の恩恵はあると思います。


2Lペットボトル1本分ですもん。


次に


ハイパワー。


コレは軽さにも繋がるのですが、鉛の容量の約半分で同等かそれ以上のパワーを発揮します。


この高い急速放電性が、高い始動性をもたらします。


バイクやクルマにおいて、バッテリー個の力が1番試されるのは、何を置いても始動時です。


何のサポートも受けずに、1人っきりでセルモーターをブン回し、クランクを駆動し、エンジンに火が入ります。


その個の力が、鉛と同容量であれば、リチウムに分があります。


それを実質半分の容量でやってしまう訳ですから、ただでさえ質量的に軽いうえに、容量減が可能となり、軽量化も必然となります。


そして


自己放電が少ない。


これは、バッテリーをポンと置いといて、数ヶ月経っても電圧が下がらないということです。


こちらも鉛の数倍有利な数値です。


乗る頻度が月イチとか月二な方にとっては、メチャメチャありがたい特性です。


これにより、安心放置を可能とします。


何だかエエことばっかりで、もうリチウム一択やん(--)


と、思ってしまいます。


ここまではメリットです。


次にデメリット。


メリットとして自己放電が少ないと、ご案内しました。


そして急速放電性は高いとも。


ん?


放電少なん?


放電高なん?


どっちなん(ω)


ですね。


リチウムにおいてこちらの違いは認識必須です。


さっきも言いましたが、


放電性が低い特性は、乗る頻度が少ない方にとってメリットですね。


胸を張って放置してください。


バッテリーのマイナス端子外すと更に効果的ですが、一般の方はめんどくチャイっすね(--)


対しまして


乗る頻度が低いので、張り切ってリチウムを搭載。


そして張り切って放置。


チーン


上がっちゃう方がいます(°▽°)


なぜか?


バイクには電源オフの状態でも微弱な電気が流れております。


メーターの時計とか、イモビライザーのLEDインジケーターなどへの供給が主です。


こちら暗電流と言います。


これらの機器への供給量はほんの僅かなので、

問題はありませんが、社外品のリモコン式盗難装置や、


マジェスティや現行TMAX等のスマートキーユニットを搭載するモデル達の場合は、暗電流が増します。


特に社外品リモコン盗難装置は、常にリモコンからの信号を待機している為に、レシーバーへの待機電流が発生します。


ココで登場するのが、リチウム特有の高い放電性。


微弱であれば問題無いのですが、一定量以上をバイクから要求されると、その高放電性能が反応してしまい・・


超イケイケに。


結果、まさかの鉛より早くアガることも。


まとめます。


一般のモデルは、メーカー純正のアラームぐらいならOKです。


社外品のリモコン盗難装置はアウトですね。


相性最悪です。


商品が悪い訳ではありません。


リチウムとの相性です。


そして、スマートキー純正採用のスクーターの場合は、純正オプションアラームであってもリチウムでの放置プレイは避けた方が良いです。


一定量を超す暗電流を欲する車体には、リチウムの特性である低自己放電機能を、もう一方の特性である高速放電特性が追い越します。


そういったモデルには、リチウムを取り付けてはいけません。


期待した効果が得られない、残念な結果はメンテナンスにおいて、何より避けたいです。


ご自身のバイクの機能、装備を踏まえて鉛か、リチウムかをセレクトしたいですね。


そこでバイク屋さんの出番です。


何なりとご相談ください。


リチウム・バッテリーと鉛バッテリーの違いは、まだあります。


しばらく放置後の始動時に、リチウムには暖機が必要だったりします。


セルが弱ーい


アガった!


と思っても


そのま電源オンで放置するとなんと回復します。


活性化というか、暖機というか、鉛に慣れた我々にとっては、とても不自然な特性です。


さて


お待たせしました。


ようやく終了です(--)


こちらのバッテリーblogをチンタラ引っ張っている間にも


日々バッテリーの交換依頼を頂き、リチウムの販売、問い合わせもございます。


暖冬と言えど、まだまだ冬。


快適な生活にバイクが介入している皆さん。


バッテリーの交換はお早めに。


でわ


本日もおつかれさまでしたm(__)m