こんにちはー

ワキタです。

ちょびっと前ですが、お得意様のXT1200ZE・スーパーテネレ。


滅多にない長期休暇を利用し、なんと四国全土を巡るお遍路ツーリングに行ったそうです。


メチャメチャ羨ましい😆


そちらを終えてのピットインとなりました。


ぶっ通しで四国をぐるぐるお遍路されたらしいので、要所チェック。


まずはタイヤ。

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コレは死んでしまいます(°▽°)


死場所にわざわざお遍路を選んではいけません。

なんだかそれっぽいですし・・ 

ご無事で何よりでした♪ 


この度のテネレは、年間走行距離が1万キロをゆうに超え、トータル4万キロ。


さらにこちらの若者は、WR250Rのモタード仕様も所有されており、そちらも年間1万キロ。

合わせて年間2万キロのツーリストジャンキーです。

エライっ

なんとなく(^^)

そこで


2度めのフロントタイヤ交換となるこのタイミングで、やはりフロントフォーク・オーバーホールのお話になります。


フォークオイルの劣化は、サスペンションの作動性を著しく下げます。


常に起こる温度変化、常に上下動する摺動部。


低下する粘度、溜まるスラッジ。


分解時のオイルは、劣化オブ劣化の朽ちっぷりでした。


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新品オイルの対比ぶりが清々しく、その透明度により飲料に見えてしまいます。



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超ざっくり言いますと、Fフォークは倒立だったり、正立だったりしますが、この度の倒立フォークの場合は車体に固定されているアウターチューブと、固定されたアウターの内側で上下動するインナーチューブに2分されます。


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その内部にスプリングだったり、アジャスターの締め込み量から内部のオイル通路を規制し、ストロークスピードをコントロールする為のカートリッジが入っております。

車種によりもっとシンプルなモノもあります。
 


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この辺りはまた別の機会にガッツリと。


そこで


何度も上下動のストロークを繰り返しながら、フォークオイルを密閉する役割を担うオイルシール。


こちらももちろん交換します。


ココで登場するのが

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SKF/フォーク・オイルシール


http://technix.jp/special_parts_skf.html
 

 


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上記URLからのHPには、JAROもお構いなしの効果が羅列されております。

マヂか?


と思いますが、


マスタークラスのサス屋さんであるTechnicsさんが仰ってますんで、マヂです。


素直にこちら鵜呑みにするとコレにしない理由が見当たりません。


体感により、その違いを得るのは難しい些細なパーツですが、その些細なパーツの変更による大きな違いが、ここまで数値化されると、俄然変えたくなりますね(^^)


費用も純正部品に対して、¥3、000〜¥4、000ーアップで収まります。


純正は黒しかない中で、こちらはグリーン。


見た目にもよーく見ると、


おっ


となる変化を備える辺りもニクいすね。


どう見えて、どう魅せるかは、見え難いパーツでも拘って欲しいと思う人です私。

そう言えば 


PEOさんのアクスルシャフトもその点、素晴らしいっすね(´∀`)


特工を必要とするあの形状は、機能的な差別化より見た目への貢献の方が大きいと思います。

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(横から見るとPEOだと丸解り(^^)  )

そして 


テネレのFフォークのオーバーホールに話は戻ります。

で 


続きはまた次回😄

この辺が限界すね。 


ちょっと賢くなった気がします私。


では


本日はお休み定休日です。


また明日からのご利用宜しくお願いいたしますm(_ _)m