こんばんはー


ワキタです(。-∀-。)

本日は水曜定休日。

blogするに横着する訳ではありませんが、春頃にアップした定期点検についての内容は何度でも使えるので
ここで時系列のみ整理しまして、再アップ。

すでに師走でサービス業務は煮え煮えです。

しかし今後も点検車検は 出来る限り皆さんに前向きに取り組んで頂きたく、毎度申し訳ありませんが、要点をグダグダと説明させて頂いております。
(僕にしてはそれぞれ簡潔に書けているかと・・) 


購入のみで終わらずに、購入後もしっかりお店をご利用して頂いているお客さんがいてお店が在ります。


皆さんありがとうございますm(_ _)m


そこで


定期点検や車検て何すんの?


てとこですね。


義務として取り組まなければいけない点検・車検。


その対価としては、軽い負担ではありません。


気分乗らないですよねー


お気持ちは解ります(--)


歯医者さんみたいなもんでしょーか。


定期点検も車検も法令で決まってますんで、受けて当然でしょ。


うーん


それも間違っちゃないですけど、それで済ますつもりはありません。


そもそもお金を払うお客さんにメリットが無いといけませんね。


最近のバイクは壊れにくいし、オイル換えて、タイヤ換えて、たまにチェーンとブレーキ気にしとけばOKっ!


てね


それでも乗れるっちゃあ乗れますけどね。


しかし、消耗した部品のみを単発で換えている車両と、定期的に各所、分解、調整、清掃、給油を繰り返した後の結果として、部品を交換している車両を比較すると、GOODコンディションで乗れる時間に圧倒的な差が生じます。


どーせ乗るなら気持ちよく乗りたいっすよね。


出来るだけ長く。



まずは、左右レバーや左右ペダル。


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分解、清掃、給油しなければ、カスカスのザラザラのまま摺動を繰り返します。


操作系のリンク部分は常にウェッティでないといけません。


ライダーの末端となる手足指先で、繊細に積極的に操作する訳ですから、カスカスとかあり得ません。

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この画像クラスとなると、作業前後で操作感の違いがはっきりと解ります。


そして、毎年、毎回、点検して頂いている車両は一度もザラザラせずに乗り続けることが出来ます。

ココ重要です。 


バッテリーも定期的に充電しといて損はありません。


充電後にテスターで診断しまして、バッテリーの状態を知ることも出来ます。

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バッテリーも交換のタイミング難しいですよね。


結構高いですし。


よってこちらのテスターによる診断結果はとっても有意義な情報となります。


プラグ交換やエアクリーナーは見えない消耗品として、いつかは換えなくてはいけません。

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点検・車検時には、基本点検費用にそれらの交換工賃が含まれますので、部品代のみで交換出来ます。


エンジンオイル&オイルフィルターも同様です。

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ブレーキオイルも換えましょう。



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エンジンオイルは自ら交換に来られる方が殆どですが、


「ブレーキオイル換えてーな」


のようなオーダーは滅多にありません。


しかし、オイルである以上、交換は必須です。


経年と過走行によるオイルの劣化は沸点が下がり、まさかのエア混入へと繋がります。


ブレーキオイル内に気泡が出来ると、ブレーキをかけても圧力が逃げ、ブレーキが効かない命を賭けたアトラクションに挑むハメになります。


絶対イヤですね(・ω・)


当店では点検・車検時においては、基本工賃に全てのブレーキオイル交換費用が含まれます。


フロントにおいては、Wでもシングルでも。


リアももちろん。


油圧クラッチの場合は、そちらのオイルも交換します。


前後ディスクブレーキ、油圧クラッチの方は超お得です。


前後ディスクブレーキでもかなり得。


フロントのみディスクですらメリットデカいすね。


前後ドラムブレーキの方はゴメンなさいm(_ _)m


そして最近のモデルの殆どが、電子制御による燃料噴射となっております。


FIってやつですね。(フュエル・インジェクション)


FI 採用の場合は、スロットルボディというとっても重要な吸気パーツがエンジンと、エアクリーナーボックスの間に装着されます。


昔のキャブレターの位置ですね。




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一部のモデルでは、エアクリーナーやスパークプラグ点検の工程にて、こちらのスロットルボディが露わになります。


走行距離や使用環境によりますが、こちらの吸入空気量を規制するバタフライバルブとボディのキワキワに汚れが堆積します。

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こちらを綺麗に丁寧に拭き取ります。


これにより、アイドリング付近の僅かなエンジン不調や違和感が一掃される事があります。


作業前と作業後の画像を確認して頂き、その効果をご説明したうえで、上記症状が改善された場合、そりゃーもうお客さんはとっても喜ばれます。


作業者として


ヨシっ


てなりますね(。-∀-。)

モデルや汚れの度合いにより、別途費用が必要となることもありますが、点検費用の中で消化できるモデルも多いのでご安心ください♪ 


チェーンの清掃、給油、調整やタイヤの空気圧などはもちろんですが、その他にもモデルや車両のコンディションに合わせて作業者の目利による点検、清掃、給油、調整などは多岐に渡ります。

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最近のモデルはPCに繋げれば、YAMAHAの故障診断ツールとリンクし、各所電子部品の作動状態が可視化出来ます。


こちらはプリントアウトしまして、お客さんにお渡ししています。

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ここまでの作業を全て単発で行うと、点検費用を遥かに超えてきます。


点検に出して頂いた以上は、作業項目それぞれの意味と効果と費やす時間の総和が点検費用を凌駕するように設計しております。


お客さんからすると、点検を始めとする高価なメンテナンスである程、疑問やご要望があると思います。

そちらは遠慮無く尋ねて下さい。


こちらから一方的に押し付ける気はありません。


お客さんがメンテナンスを介して、気持ち良くバイクに乗れる環境を形成する為のバイク屋さんです。


至ってシンプル。

お客さんがバイク屋さんへ、メンテナンスを依頼する意味はそれしかありません。


法的な強制力はオマケとして、上手く利用して下さい。


当店でバイクを購入して頂いている以上は、お店を巧く使う権利がありますので、その辺りは漏れなく利用して下さい。


いよいよコロナありきの年末年始がやってきます。


ひとまずそこまでしっかりお仕事させて頂きます。

でわ 


引き続き宜しくお願い致します🤲