こんばんはー


ワキタです(--)


今日は寄り道はしません。


XSRです。


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こちらのXSR900のカスタムは、元請けは僕ではなくマネージャー並河氏。


作業者が僕です。


まずは交換予定のハンドル周りを取っ払います。


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この度のオーダーはハンドル交換。


はいはーい


と、サクサク進めたいのですが、ただのハンドル交換ではございません。


ネットでもよくおみかけするようになった


セパハン


への交換です。


いくつかある中での今回の指定メーカーは


tommaselli (トマゼリ)


イタリアンです。


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http://www.garuda.ws/tommaselli/tommaselli_adjustable-half-handlebars.html



画像はシルバーですが、オーナー様のお好みにより、ブラックアルマイトにてクロ光らせております。



そして、セパハン交換による大幅なポジション変更に伴いまして、必要になってくるのがノーマルステップからバックステップへの変更です。


セパハン化により、上半身が前傾になることで、自然とステップ位置が後方となります。


全部でこんだけ換えます。


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バックステップは「STRIKER」


他にもちょびっとありますが、ハンドル換えたいが為に、紐付くモノがあり過ぎて、10万円はゆうに超えるヘビーカスタムに。


しかしカッコよくなってしまえば、コストの件は無かったことになる不思議がカスタムとやらには内包されております。


なので


作業者も俄然ヤル気に(・∀・)


そこでカスタム作業についての留意点。


まずは最初に気をつけなければならないのは、オーダーミス。


様々なご指定を受けてのオーダーなので、慎重に。


何度も確認します。


次に


当たり前ですが、届いたパーツを再度確認。


蓋を開ければオーダーした物とは違うパーツが・・


なんてことは滅多にありませんが、色や、仕様、サイズなど。


微妙に違ってたりはたまにあります。


過去こちらを怠り、ご迷惑をおかけした経緯もあったりするので、不毛に終わるが良しの確認作業も必須です。


そして


出来るだけの下準備。


取説も先立って読めればベターっすね。


仮組みも出来るならしといた方が良いすね。


そして何より忘れてはならないのが


コレが1番大事なんですが


作業者の好奇心。


カッコええなーコレ♪


スゲーコレ♪


と、目の前のカスタムワークを面白がれるメンタルが不可欠です。


時にカスタムは、とっても手間がかかることがあります。


ソコに負けずに、その他業務と並行しながらカスタムに挑めるお気持ちの維持。


そんな心持ちの作業者が施すカスタマイズは、仕上がりにも差が出ます。


きっと (・∀・)


基本ボルトオンなので、さほど労せずに仮組みまではオッケー。


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そして、大変なのが配線やワイヤー類の取り回し。


ハンドル位置が変われば、理想的なワイヤーやハーネスの位置も変わります。


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そちらと見た目を両天秤にかけ


ココのはずっ


と決めては変え


決めては変えと


繰り返し


着陸地点を見極めます。


そして、オーナーさまになり変わり


ふとバイクから距離を置き


遠目から眺めまして



おー

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カッコええやんか(・∀・)


と、気を整えます。


一旦オーナーさまに跨いで頂き、大方のポジションを確認しまして、位置決め。



それに合わせて不要な部分はカット。


ここで、元々取り付けていた指定のグリップエンドの取り付けに納得が出来ません。



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迷わず削ります。



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はい、スッキリ。



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この辺りでほぼハンドルは完成です。



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でわ


皆さんお解りかと思います。



ステップについては次回で(。-∀-。)



本日もおつかれさまでしたー